【ストレス太り解消】ストレス食いを防ぐ6つの方法を解説!

「痩せたいのに、ストレス過食が止まらない!」

「頑張っているのに痩せない。これってストレスのせい?」

「ストレス食いを止める良い方法があるなら教えて!」

痩せたいけどストレス食いが止められず痩せれない…こんなお悩みをお持ちではないでしょうか。

実は、ストレスがあっても心と体の「土台」を安定させることで、ストレス食いを減らすことができるんです。

この記事では、ストレス太りしてしまう原因やストレス食いを防止する方法まで、詳しく解説していきます。

ストレスが強くて痩せたいのに痩せれない、ストレスで食べ過ぎが止まらない人は必見ですよ。

目次

心と体の土台を安定させればストレス食いを減らせる!

嫌なことがあると、ストレスでついつい食べ過ぎてしまう。

痩せたい気持ちとは裏腹にストレスで止まらない食欲、辛いですよね。

筆者も育児や仕事のストレスで食欲が止まらなくなった経験が何度もあるので、その気持ちがよくわかります。

結論、ストレスがあっても「心と体の土台が安定した状態=心身が健康な状態」であれば、ストレス食いを減らして痩せることも可能です。

心と体の土台は生活習慣や物事に対する考え方から作られていて、生活習慣やマインドが整い土台が安定することで、ストレスを受けても必要以上に食べ過ぎることが少なくなります。

つまり、土台を作っている「生活習慣」と「マインド」を整えることで、ストレス食いを今よりも減らせる可能性があるということです。

例えば、睡眠不足は食欲を強めますが、睡眠不足に仕事のストレスが加わるとさらにストレスが強くなり、しっかり寝て仕事のストレスがある時と比べて、食欲が増して食べ過ぎてしまうのは想像できますよね。

このように、ストレスに生活習慣の崩れが加わると、ストレスのみの状態よりもさらに食べ過ぎてしまい、いわゆる「ストレス太り」を招きやすくなってしまうのです。

この機会に、ストレス太りしてしまう原因や、土台を整えてストレス食いを防ぐ方法を知って、ストレス太り解消を目指していきましょう。

痩せたいのにストレス太りしてしまう原因2つ

ストレス太りしてしまうのは、ストレスにより食べ過ぎてカロリーオーバーしてしまうから、もしくはストレスにより代謝が低下し体が消費するカロリーが減るからです。

では、なぜストレスがあると食欲が増したり代謝が下がったりしてしまうのでしょうか。

主な理由は以下の2つです。

  • コルチゾールが過剰になり食欲と代謝が乱れるから
  • 脳が疲労して判断力が鈍るから

それぞれ詳しく解説していきます。

ストレス太りの原因①コルチゾールが過剰になり食欲と代謝が乱れるから

人はストレスがかかると、脳からの刺激を受けて副腎皮質から「コルチゾール」というホルモンを分泌するようになっています。

コルチゾールは体を興奮させてストレスと闘う抗ストレスホルモンで、血糖値の維持や脂肪の分解にも働きます。

そのコルチゾールが慢性的なストレスにより過剰になってしまうと、食欲が乱れて代謝も低下し、ダイエットが上手くいかなくなってしまうのです。

コルチゾールの量が適正であれば、体脂肪をエネルギーとして燃やしやすくし血糖値を安定させてくれますが、ストレスでコルチゾールが高まると、体は代謝を低下させて脂肪分解も遅らせてしまいます。

コルチゾールの増加は筋肉の分解や血糖値の乱れにもつながり、痩せたいのに食欲も代謝も乱れるという、負のスパイラルに。

また、ストレスによりコルチゾールが増えすぎると、幸福ホルモン・セロトニンが低下します。

セロトニンはメンタルと食欲の安定に働くため、コルチゾールの増加によりセロトニンが低下すると、さらに食欲が乱れやすくなってしまうのです。

<参考:セルフメンタルヘルス-厚生労働省>

ストレス太りの原因②脳が疲労して判断力が鈍るから

ストレスが過剰になると、正常な判断ができず食べ過ぎやすくなります。

なぜなら、ストレスにより脳の前頭前野が疲弊し普段よりも判断力が鈍り、ジャンクフードや甘いものなど手軽に食べれる、いわゆる「太りそうな食べ物」に手が伸びやすくなってしまうからです。

ストレスは、感情や衝動を抑制している前頭前野の支配力を弱めるため、視床下部などの進化的に古い脳領域の支配が強まった状態になり、不安を感じたり、普段は抑え込んでいる衝動(欲望にまかせた暴飲暴食や薬物乱用、お金の浪費など)に負けたりするというのです。

ストレスと脳 | 生物学科 | 東邦大学 (toho-u.ac.jp)

あなたはストレスが強い日に、いつもは食べないような食べ物をつい食べ過ぎてしまった経験はありませんか。

それは脳の疲労により、判断力が鈍って食べ過ぎていた可能性がありますよ。

ストレスで太る人の特徴7つ

ストレスで太る人の特徴は、以下の通りです。

  1. 糖質制限やカロリー制限など、食事制限をしている
  2. 睡眠不足がある
  3. 寝る時間を削って運動している
  4. 何かしらの精神的ストレスがある
  5. リラックスする時間が少ない
  6. 疲労感が強い 
  7. 不安が強い

あなたには当てはまりましたか。

精神的ストレスはもちろん、食事制限や運動、睡眠不足や過度な疲労もストレスとなり、食欲と代謝を乱してストレス太りを悪化させてしまいます。

健康的に痩せるためには活動と休息のバランスが非常に重要で、体にとって適度なストレスは必要ですが頑張り過ぎてストレスが過剰になってしまうと、返って痩せなくなってしまいます。

ここまで読んで、ストレスで太りやすくなるのはわかったけど、じゃあストレスだらけの私は一生痩せれないの?!って思いますよね。

たしかに、ストレスが強いと痩せにくくなるのは事実です。

ですが、生活習慣とマインドを少しずつ変えていくことでストレス食いを防止することができます。

次から、ストレス食いを防止する方法を具体的に紹介していくので、ぜひご覧くださいね。

体の土台を整えてストレス食いを防止する方法6つ

前述しましたが、ストレスに「生活習慣の崩れ」が加わることでストレス太りしやすくなってしまうので、自分でその「生活習慣の崩れ」を作ってしまっていないかを知り、解消していくことが大切です。

生活習慣の崩れを改善していくことで体の「土台」が整い、ストレスを受けても食に走りにくくすることができます。

次から、具体的にどんな生活習慣を改善していけばいいのか、どんな生活習慣を取り入れればストレス食いを防げるかについて解説していくので、ストレス食いを止めたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。

ストレス食いを防止する方法①エネルギー不足を解消する

ダイエット中だからといって摂取カロリーを少なくしすぎていると、体に必要なエネルギーが足りず、食欲が乱れて食べ過ぎやすくなってしまいます。

エネルギー不足にストレスが加わると、ストレス食いが止められなくなる可能性もあります。

エネルギー不足による食べ過ぎを防ぐためにも、最低でも体重×25kcal分の摂取カロリーをとるようにしてください。

60kgの人で最低約1500kcal以上はとる必要があるということです。

ただし、活動量によって必要摂取カロリーは変わるので、上記の数値はエネルギー不足にならないためのあくまで目安と考えると良いでしょう。

また、ごはんなどの糖質は毎食約55g以上とるようにしましょう。

体のメインエネルギーとなる糖質は不足するとエネルギー不足になり、ストレスがかかった時にさらに食欲を強めてしまいます。

ごはん茶碗1杯分(約150g)が糖質55gを摂取するための目安です。

活動量が多ければ、もっと食べてもOKです。

糖質を毎食とると甘い物欲やジャンクフード欲も落ち着きやすくなるので、しっかりとるようにしましょう。

ストレス食いを防止する方法②血糖コントロールを意識する

血糖値が不安定になり、血糖値が下がり過ぎた状態・低血糖になると、食欲の乱れや代謝の低下につながります。

低血糖状態の時にストレスが加わると、余計に暴飲暴食が悪化することも。

特に、以下のような症状がある場合、低血糖の可能性があり食欲が乱れやすいです。

  • イライラしやすい
  • 昼食前や夕方に何か食べたくてソワソワしてしまう
  • 夜中や早朝に目が覚めることがよくある
  • 手足の冷えがある

あなたには当てはまりますか。

もし当てはまるなら、血糖値を安定させてストレス食いを減らすためにも、普段から血糖値が不安定にならないような食生活を意識しましょう。

血糖コントロールにおすすめな対策は以下の通りです。

  • GI値※が低い炭水化物(玄米や全粒粉食品など)をとるようにする
  • 間食におにぎりやさつまいも・栗・果物など、良質な糖質を取り入れる
  • 寝る前にカレースプーン1杯分のはちみつやMCTオイルを取り入れる

※GI値とは…食品がどのくらい血糖値を上げるかの指標。低GIであるほど、血糖値の上昇が緩やか。

これらの血糖コントロール対策を取り入れることで、血糖値が安定しやすくなり、ストレスがかかった時の食べ過ぎを減らせる可能性がありますよ。

ストレス食いを防止する方法③睡眠不足を解消する

ストレス食いを減らしたいなら、睡眠不足を解消するようにしましょう。

睡眠不足があると、食欲を抑えるホルモン・レプチンが低下し、食欲を強めるホルモン・グレリンが増加し、ストレスがかかることによりさらに食欲が増しやすくなってしまいます。

睡眠不足を解消するためには基本的に7時間以上寝れると良いですが、人によって最適な睡眠時間は異なります。

自分が睡眠不足かどうかを判断する際は、朝すっきりと起きられるか・日中に眠気がないかどうかを確認してみてください。

睡眠時間が7時間以下でも、朝の目覚めがいい・日中に眠気がなく元気に動けているのなら、睡眠不足ではないと言えるでしょう。

反対に、睡眠時間が7時間以上でも朝にすっきりと起きられない・日中に眠気があるのなら、良い睡眠がとれているとは言えません。

その場合は、

  • 寝る前のスマホを控える
  • 寝る1〜2時間前にゆっくり湯船に浸かってリラックスする
  • 寝室が暑すぎない・寒すぎないかを確認する
  • 子供やペットと密集して寝ているなら、ゆったり寝れるスペースを確保する
  • 睡眠時間を見直す

などをして、睡眠の質を上げるように意識してみてください。

睡眠時間の確保が難しい場合は、5分~15分程度の仮眠で睡眠時間を補うのがおすすめです。

しっかりと睡眠をとることで体だけではなく脳も休めることができるので、できるだけ睡眠時間を確保できるようにしていきましょう。

ストレス食いを防止する方法④リズム運動を行う

食欲とメンタルの安定のために、リズム運動を行うのもおすすめです。

リズム運動とは一定のリズムを刻む運動のことで、食欲とメンタルを安定させる物質・セロトニンを増やしてくれます。

おすすめのリズム運動は、

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • 踏み台昇降
  • ステッパー

です。

ウォーキングやジョギングは、朝に日光を浴びながら行うことで、体内時計を整えて睡眠の質も上げてくれます。

踏み台昇降やステッパーは外に出れない時でも気軽に行えるので、続けやすいリズム運動の一つです。

リズム運動を行うことでストレス食いが減り食欲が安定しやすくなるので、5分からでもいいのでこの機会にぜひ取り入れてみてくださいね。

ストレス食いを防止する方法⑤瞑想を行う

瞑想を行うと、自律神経が整い脳の疲労を和らげ、ストレスが緩和されやすくなります。

瞑想とはいっても大それたことを行う必要はなく、呼吸を繰り返したり、YouTube動画で瞑想を行ったりするだけでもOKです。

呼吸で瞑想を行う時は「5秒息を吸って、5秒息を吐く」を、約5分繰り返してみましょう。

呼吸はいつでもどこでも簡単に行えますし、呼吸に意識を集中させるだけで頭もすっきりし、ストレスによるイライラや不安が落ち着きやすくなりますよ。

YouTubeで瞑想を行う際は、こちらの動画がおすすめです。

短い時間で手軽に行えるので、空いた時間でぜひ試してみてくださいね。

ストレス食いを防止する方法⑥スマホを見る時間を減らす

今日はストレスだらけの1日だったから、YouTubeやSNSを見て気分転換しよーっと。

このように、ついついスマホを見る時間が長くなったりしていませんか。

実は、リフレッシュにと思ってスマホを見過ぎると、脳が疲労して食欲を乱す原因になってしまうんです。

スマホには、小さな画面に画像や映像・文字など、たくさんの情報が詰まっています。

スマホによって脳の情報がいっぱいになると、情報の整理ができず脳がオーバーフロー状態になり、脳が疲労してしまいます。

脳の疲労により正常な判断ができず食欲が乱れて、お菓子やジャンクフードなど手軽に食べれるハイカロリーな食べ物に手が伸びやすくなってしまうのです。

さらに、脳が疲労すると判断力が鈍るだけでなく集中力が切れやすかったり、イライラしやすくなったりなど、余計ストレスが溜まりやすくなってしまいます。

スマホで必要以上に脳を疲労させないためにも、

  • 1時間に1回はスマホを置く
  • 立ち歩くたびにスマホを持ち歩くのはやめる
  • 1日5分でもいいからボーっとする時間を作る

など、スマホを見る時間を減らして脳を休める時間を意識的に作るようにしましょう。

ストレス食いしてしまう人は意識してとりたい栄養素6選!

日頃からストレスが強くて食べ過ぎるなら、栄養不足がストレス食いに拍車をかけている可能性もあります。

明らかに不足している栄養があるのならサプリメントで補助するのもおすすめですが、基本は食事からとれるように意識してみましょう。

次から、ストレス食いしてしまう人に意識してほしい栄養素を紹介していきます。

ストレスで意識したい栄養素①ビタミンC

ビタミンCはストレスホルモン・コルチゾールの材料となり、ストレスが強いと大量に消費される栄養素です。

コルチゾールの分泌を安定させるためにも、こまめにとるようにしましょう。

ビタミンCが豊富な食材は、以下の通りです。

  • いちご
  • オレンジ
  • キウイ
  • ブロッコリー
  • 赤パプリカ

などです。

ビタミンCは水に溶けて排出される水溶性ビタミンで体にとどめておくことができないので、3食意識してとるようにしたり、間食で補うようにしていきましょう。

ストレスで意識したい栄養素②ビタミンB群

ビタミンB群は、主に炭水化物・たんぱく質・脂質をエネルギーに変換する働きを持ちます。

中でもビタミンB6は、メンタルを安定させるセロトニンやストレスを軽減するGABAを合成する働きを持つので、ストレス軽減のためにも不足させたくない栄養素です。

ビタミンB群(ビタミンB6も含む)は、

  • 豚肉
  • カツオ
  • レバー
  • まぐろ

などに多く含まれているので、積極的に食事に取り入れていきましょう。

ストレスで意識したい栄養素③マグネシウム

マグネシウムは、副腎から分泌されるホルモン・コルチゾールの合成やエネルギー代謝に関わる需要な栄養素です。

マグネシウムは日本人のほとんどが不足していると言われているので、不足しないように意識して取り入れていきましょう。

マグネシウムは、

  • アーモンド
  • 納豆
  • ほうれん草
  • まぐろ
  • バナナ

などに含まれています。

どうしてもマグネシウムを食材からとるのが難しい場合は、湯船に入れて使うエプソムソルトや、皮膚に塗るタイプのマグネシウムクリームを使うと、マグネシウムが手軽に補給できるのでおすすめですよ。

ストレスで意識したい栄養素④鉄

鉄はエネルギー代謝に関わり、食欲とメンタルを安定させるセロトニンの材料にもなる、健康とダイエットにおいて重要な栄養素です。

もしあなたが、

  • 過去に貧血を指摘されたことがある
  • 生理前に食欲やイライラが止まらなくなることが多い
  • 出産経験がある

などに当てはまる場合は、鉄不足が原因でダイエットが上手くいっていない可能性があります。

鉄不足を解消すると、ストレスがあっても必要以上に食べ過ぎることも減りますよ。

鉄不足の解消におすすめな食材は、

  • レバー
  • 赤身肉
  • まぐろ
  • 青魚
  • ほうれん草

などです。

特にレバーは鉄の含有量が多く、ビタミンAや亜鉛などの栄養素も豊富でおすすめ。

苦手でなければ鉄不足解消のためにも、レバーを週1~2回食べるようにしてみましょう。

ストレスで意識したい栄養素⑤トリプトファン

トリプトファンはアミノ酸の一種で、食欲とメンタルの安定に働くセロトニンの材料になります。

メンタルと食欲を安定させてストレス太りしないためにも、積極的にとりたい栄養素です。

トリプトファンは、

  • 鶏胸肉
  • ヨーグルトや牛乳などの乳製品
  • 豆腐や納豆などの大豆製品
  • バナナ

などに含まれています。

特に朝食でトリプトファンが含まれている食品をとることで、朝からメンタルと食欲が落ち着きやすくなるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

ストレスで意識したい栄養素⑥オメガ-3脂肪酸

もしストレスから不安が強くなったり、気分が沈みやすくなることが多い場合は、オメガ-3脂肪酸が豊富な食材をとるようにしましょう。

主に魚などに含まれているオメガ-3脂肪酸は、不安などのメンタル面を安定しやすくする効果を持ち、オメガ-3脂肪酸を摂取することで不安症状が軽減されたという研究結果もあります。

<参照:オメガ3系脂肪酸の摂取による 不安症状の軽減をメタアナリシスで確認|国立がん研究センター (ncc.go.jp)>

オメガ-3脂肪酸は、

  • いわし
  • さば
  • さんま
  • まぐろ

などの青魚に多く含まれているので、積極的にとるようにしましょう。

反対に、サラダ油やコーン油などのオメガ-6脂肪酸は、とりすぎると健康に悪影響を及ぼす可能性があるので、なるべく控えるようにしましょう。

料理にサラダ油やコーン油を使用しているなら、オメガ-9脂肪酸のオリーブオイルに置き換えるのがおすすめです。

マーガリンやショート二ングなどのトランス脂肪酸もとりすぎると精神的に不安定になる可能性があるので、クッキーやケーキを食べる際は量に気を付けて食べるようにしましょう。

 ストレスで太る人と痩せる人の違いは「食事制限」にあり!

ストレスで太る人と痩せる人の違いは、「普段から食事を節制しているかどうか」に関わります。

つまり、ストレスで食欲が増すのか・食欲が落ちるかは、普段からダイエットやボディメイク目的で「食事制限」をしているかどうかで決まりやすいということです。

食事制限も体にとってはストレスで、そこにさらに肉体的・精神的なストレスが加わることにより、食事に対する欲求を抑えられなくなって、食べ過ぎて太ってしまうのです。

逆に普段から食事制限を行っていなければ、ストレスがかかっても食事に対する執着がないので、ストレスで暴飲暴食してしまうようなことも少なくなります。

ストレス食いを減らすためには、食事を無理やり制限したり、特定の食べ物を禁止するような極端なことは日頃から行わないことが大切になります。

ストレスを減らす!おすすめの対処法3つを紹介!

毎日仕事に家事に育児や介護、生活をしていればストレスは必ずと言っていい程ついてきますよね。

ストレスを完璧になくすのは難しいですが、ストレスへの向き合い方を変えることで、今よりもストレスを軽減することはできます。

次から、ストレスを軽減する考え方や方法について解説していくので、毎日のストレスにお悩みの方は参考にしてみてくださいね。

ストレス対処法①ストレスを避ける

職場や家族がストレスでいきなり環境を変えるのは難しいかもしれませんが、避けれるようなストレスであれば避けれるとベストです。

例えば、洗い物がストレスなら食洗器を購入したり、子供とずっと一緒に家にいるのがストレスなら外や友人の家に遊びに行くようにする、など。

自分が何に対してストレスを感じているのかはっきりわからない場合は、紙に書き出すのがおすすめです。

紙に書き出すことで情報や悩みが整理されて、どこを改善すべきかが明確になります。

自分がストレスに感じていることに関してどうにもならないと思い込むよりも、どうすればストレスを回避できるのかを考えるようにすると、今よりもストレスをさらに軽減できますよ。

ストレス対処法②ストレスを解消する

ストレスを溜め込みすぎないように、定期的にストレスを解消するようにしましょう。

おすすめのストレス解消方法は、

  • 運動(種類はなんでもOK)
  • 映画を見る
  • 美味しいランチやデザートを味わう
  • 温泉に行く
  • サウナに入る
  • 土いじり

などです。

ストレス解消方法を選ぶポイントは、没頭できることをすること。

一つのことに集中することで、頭の中が整理されてスッキリし、リラックスやストレスの軽減につながります。

これを機に、ぜひあなたが没頭できそうなことを探してみてくださいね。

ストレス対処法③ストレス耐性を高める

ストレス耐性を高めるとは、ストレスを受けにくい体にすることです。

ストレスを受けにくい体になると、少しのストレスでもストレスと感じにくくなり、今までよりもストレスを感じにくくなります。

ストレス耐性を高めるには、定期的な運動を行うのが効果的。

心拍数を適度に上げる運動は、体力を向上させてストレス耐性を上げる効果があります。

1週間で2時間以上運動している人は、運動していない人に比べて抑うつ(うつ病)になりにくいという調査結果もありました。

つまり、運動には体力の向上に加えてメンタルを安定させ、ストレスを受けにくくする効果があるということです。

おすすめの運動は、有酸素運動です。

ジョギングやサイクリング・ダンスでも良いですし、適度に息が上がる程度の早歩きもおすすめ。

今まで運動習慣がなかったのなら近所を散歩したり、緑の多い公園で子供と遊ぶなどでもOKです。

<参考:体を動かす|こころと体のセルフケア|ストレスとこころ|こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)>

頑張り過ぎると続けられなくなってしまうので、軽めの運動から継続することを目標に少しずつ取り入れてみましょう。

心の土台を安定させるマインドセット4つ

心の土台を安定させるためのマインドセットを紹介していきます。

ストレス=よくないものと思い込むのはやめて、ストレスがかかっている事象に関して考え方を変えるようにしてみましょう。

少しずつでも良いので考え方を変えていくことで、メンタルが安定しストレスを軽減することができるので、ぜひ参考にしてみてください。

マインドセット①期待値を下げる

ストレスを感じにくくするためには、他人や物事に対しての期待値を下げることが大切です。

期待値とは期待の「閾値(最低基準)」を指し、期待値を下げるとは、期待する基準を極力下げるようにするということです。

例えば、旦那さんが休みで洗い物や洗濯をしてほしいと思っていたとして、もしやってくれなかったらガッカリするかイライラしてしまいますよね。

反対に、もし赤ちゃんがお茶をこぼしても、赤ちゃんにこぼさす飲むことは期待していないから、ガッカリしませんよね。

このように、余計なストレスを溜めないためにも、始めから相手には期待しすぎず、やってくれたらラッキー程度に思うようにすることで、余計なストレスを溜めずに済みます。

期待値を下げるのは中々難しいかもしれませんが、意識するだけでもかなりストレスが軽減するので、ぜひ試してみてくださいね。

マインドセット②自分軸で考える

ストレスを抱えている人でよくあるのが、自分軸ではなく他人軸で物事を考えてしまうことです。

他人を中心に考えて行動していると、自分がどうしたいかが置き去りになってしまい、苦しくなってストレスを抱え込みやすくなってしまいます。

あの人に嫌われたらどうしよう、上司がこう言っていたから期待に応えなきゃ、などなど。

ストレスを抱えすぎないためにも、他人軸ではなく自分軸で考えれるようになることが大切です。

具体的には、

  • 自分は本当はどうしたいのかを考える
  • 自分は自分、他人はコントロールできないと割り切る
  • 自分と他人を比べない
  • 他人の感情は自分とは関係ないと割り切る

など意識するようにすると、ストレスが減ってもっと生きやすくなりますよ。

この機会に、自分の考え方は他人軸になっていないかどうか、見直してみてくださいね。

マインドセット③完璧主義を手放す

もしあなたが完璧主義なら、今すぐ手放すようにしましょう。

完璧主義だと、物事を完璧にできなくなった時に自分を責めてしまい、よりストレスが強くなってしまいます。

例えば、毎日1時間走ると決めてできなかった時に、なんで自分はできなんだ…と落ち込むと、余計なストレスがかかってしまいますよね。

完璧にできなくても、

  • できていることに目を向ける
  • できない日があってもまたやり始めればOKと考える
  • まあいっか!で終わらせる

ようにすると、自分を責めることが少なくなり、ストレスも自然と減っていきますよ。

マインドセット④過去や未来を考えすぎるのを止める

あなたは、あの時こうしておけばよかった…とか、この先の未来はどうなるんだろう…、と不安に思うことはありませんか。

筆者もクヨクヨ考えるタイプなので、過去の出来事を悔やんだり、未来のことを考えて不安に思う気持ちもよくわかります。

ですが、過ぎてしまった過去やどうなるのかわからない未来のことばかりずっと考えていると、今やるべきことや今ある幸せに気づけず、どうにもならないフラストレーションだけが溜まってしまいます。

過去は変えることができませんし、未来に何が起こるかも予測することはできません。

過去や未来のことで落ち込みそうになったら、できるだけ「今」に目を向けるようにしていきましょう。

今に集中するために、今できていることや今少しでも幸せに感じることは何なのかを考えてみたり、前の項目で紹介した瞑想を行って今の自分に集中するのもおすすめです。

過去や未来のことで不安になった時に、ぜひ試してみてくださいね。

ストレス過食してしまった時は自分を責めないで!

もしストレスで過食してしまった場合は、自分を責めるのはやめましょう。

過食をしてしまうのは、心と体に何かしらの問題が合ったサインです。

もしストレスで過食してしまった後は、お風呂にゆっくりと浸かったり、好きな動画を見るなどして、自分を労わってあげましょう。

落ち着いたら、なぜストレスで過食してしまったのか原因を考えるようにすると、次の過食の防止につながります。

過食したからと次の食事を無理やり抜くと、反動でまた過食してしまう可能性があるので、過食した次の食事を無理やり抜くのはやめてくださいね。

過食にお悩みの方はこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

【ダイエット中の過食】痩せたいのに過食してしまう原因と改善方法を徹底解説!

ストレス過食してしまう時は、自分を責め過ぎず・無理をせずに、自分に優しくしてあげてくださいね。

まとめ

生活習慣やマインドを整えてストレスに対する向き合い方を変えていけば、ストレス食いを減らすことができます。

ストレスがあるから一生痩せるのは無理なんだ!と悲観的になってしまう気持ちもわかりますが、まずは食事や睡眠の改善など、できそうなことから始めてみましょう。

ポジティブな気持ちで少しずつ習慣や考え方を変えていくことで、ストレス食いも徐々に減っていくはず。

この記事が、ストレスに関して少しでも前向きに向き合うきっかけになれば幸いです。

あなたのダイエットを応援しています。

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この記事を書いた人

3人の子育て中ママライター。食欲コントロールダイエット協会認定講師。「ダイエット=心も体も健康になること」をモットーに、ダイエットで悩んでいる人が人生最後のダイエットにできるような情報をお伝えしていきます。

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