「痩せたいのにダイエットが全然続かない!」
「痩せてもすぐにリバウンドして結局ダイエットに挫折してしまった…」
「三日坊主の私でも続けられるダイエット方法が知りたい!」
このように、ダイエットが中々続かなくてお悩みではないでしょうか?
実は、ダイエットが続かない理由は意思の問題ではなくて、ちゃんと理由があるんです。
この記事では、ダイエットが続かない理由からダイエットを自然に習慣化する方法まで、詳しく解説していきます。
今までダイエットが続かなくて悩んでいた方は必見ですよ。
ダイエットが続かない理由は意思が弱いからじゃない!
痩せたいのにダイエットが続かないと、わたしにはどうせ無理なんだ…とか、意思が弱い自分ってダメだなあ、って落ち込んじゃいますよね。
筆者も、中々ダイエットを習慣化できなくて「ダイエットが続かないのは甘えなのかな」とヘコんでいた時期がありました。
でも、安心してください。
ダイエットが続かないのは、甘えではなく、ダイエットの方法や考え方・取り組み方があなたに合っていなかったからです。
ダイエットを習慣化させるためには、食事を抜いたり運動を過剰に増やすような「無理なダイエット」はせずに、自分に合った方法を見つけて「少しずつ習慣を変えていくこと」が大切なんです。
早く痩せたいからと極端なダイエットをやりがちですが、そのダイエット方法は一生続けられるのかよく考えてみてください。
続けられないダイエットなら、そのダイエットをやめた時点で、せっかく痩せてもリバウンドしてしまいます。
ダイエットに成功したいなら「無理なダイエット」は卒業して、自分に合った「続けられるダイエット」を見つけていきましょうね。
痩せたいのにダイエットが続かない理由は「脳」にあり!
一般的にダイエットが続かないのは、意思が弱いからとか我慢が足りないからとか思われがちですが、そんなことはありません。
食欲コントロールダイエットの観点からいうと、「体の機能や脳の働きに反したダイエットをしているからダイエットが続かない」と言えます。
詳しく解説していきますね。
ホメオスタシスがダイエットに及ぼす影響
体にはホメオスタシスという、体温や血圧はもちろん、食欲や体重が上がり過ぎないように調整してくれる機能が備わっていて、脳と連動しています。

例えば、外の気温が低くても、体温はそこまで変わらないですよね。
これは、ホメオスタシスが機能して脳が指令を出し、体が体温を一定に保つように調整しているからです。
ホメオスタシスの働きが「ダイエットが続くかどうか」に大きく関わっています。
ホメオスタシスについて押さえておきたいポイントは2つです。
- ホメオスタシスは大きな変化を嫌うため、極端なダイエットをすると失敗する
- ホメオスタシスが機能しないと食べすぎてダイエットの挫折につながる
次から、ホメオスタシスとダイエットの関係について詳しく解説していきます。
ホメオスタシスは大きな変化を嫌うため極端なダイエットをすると失敗する
ホメオスタシスは体の状態を一定に保つ機能を持つので、体の急激な変化を嫌います。
- 一気に食事を減らす
(大幅なカロリー制限、糖質制限、置き換えダイエットなど) - 運動量を過剰に増やす
(1日2時間以上運動、睡眠時間を削って運動する、無理やり毎日ジムに行くなど) - 1ヶ月で体重の5%以上減量
このような極端なダイエットをしていた場合、脳が急な変化に反応して「体の危機的状況」と判断し、エネルギーを蓄えようと食欲を増したり代謝を下げてしまう可能性があります。
食欲が増して代謝が下がると、ダイエットが上手くいかなくて続かないのは想像できますよね。
ホメオスタシスは意思でコントロールできるものではありません。
ダイエットを途中で辞めずに成功させるためには、ホメオスタシスを保つために脳が反応してしまうような「極端なこと」はせずに、少しずつ進めていくことが大切になります。
ホメオスタシスが崩れると食べすぎてダイエットの挫折につながる
ホメオスタシスは必要以上に食べ過ぎないように食欲を一定に調整する機能を持ちます。
例えば、昼食を多く食べ過ぎたからお腹が空かずに夕食を軽く済ませた、というような経験はありませんか?
これは、ホメオスタシスが機能して体を一定に保とうと、体が食欲を調整しているから起こる反応です。
主に自律神経とホルモンが、ホメオスタシスを保つために働いています。
自律神経は、ホメオスタシスを維持するために、バランスを取りながら微調整を続けています。私たちを構成している数多くの細胞にお休みはありませんよね。常にホメオスタシスを維持するため、自律神経も24時間365日、休まずオートマティックにはたらいているのです。
自律神経のしくみ③ 自律神経とホメオスタシス | せたがや内科・神経内科クリニック
その自律神経とホルモンは「生活習慣」に大きく影響を受けていて、無理なダイエットにより生活習慣が崩れてしまうと、自律神経とホルモンが不安定になってしまいます。

生活習慣の崩れにより自律神経とホルモンが不安定になると、ホメオスタシスが機能せず食欲が必要以上に強くなって食べすぎてしまい、ダイエットの挫折につながってしまうのです。
そうならないためも、生活習慣を整えてホメオスタシスをしっかりと機能させる必要があります。
脳は現状維持を求めてしまう傾向がある
脳は、新しいことを反射的に避けて現状維持を求める「現状維持バイアス」を持ちます。
これは脳のエネルギー消費を抑えるために備わっていると言われているようです。
<参考:習慣化するためには「脳」のクセを利用! 賢い勉強法とは?>
今までやっていなかったような新しく大きなことを始めようとすると、脳が無意識にストップをかけてしまい、続けられずに習慣化に失敗してしまう可能性があります。
脳は行動を積み重ねていくことでゆっくりと変化していくので、いきなり大きく変えるのではなく、小さなことをコツコツ続けていくことでダイエットを習慣化させることができます。
ダイエットが続かないなら正しい知識と考え方を身につけることも重要!
ダイエットが続かずに悩んでいるなら、ダイエットの正しい知識と考え方を身につけることも重要です。
それぞれ詳しく解説していきます。
ダイエットに関する正しい知識を身につけよう
ダイエットに対する正しい知識を知っておくことで、極端なダイエットに手を出して挫折してしまうのを防ぐことができます。
ダイエットの基本は「カロリー収支」です。
消費カロリーが摂取カロリーを上回り、エネルギーが足りない状態・アンダーカロリーになれば痩せます。

それを理解せずに、プロテインをたくさん飲めば痩せるとか、YouTube動画の運動をすれば痩せるなど「○○さえすれば痩せる!」という思考を持っていると、ダイエットが続かず失敗します。
痩せるためには、「消費カロリーが摂取カロリーを上回ること」が重要だということを忘れないようにしましょう。
また、大きく痩せすぎると反動でリバウンドしてしまうリスクが高まるので「体重を減らすのは1ケ月で体重の1~3%まで」ということも覚えておいてくださいね。
60kgの人であれば、1ヵ月で600g~1.8kgが体重を減らす目安となります。
ダイエットが続く考え方を身につけよう
ダイエットを習慣化するためには、ダイエットに対する「考え方」も変えていく必要があります。
ダイエットが続かない人のよくある考え方はこちら。
- 完璧主義
- 短期間で痩せたいと思っている
- 体重の変化のみにこだわる
- 自分の軸がなく流されやすい
- モチベーションが高い時だけ頑張ろうとしている
どうでしょうか?あなたはこのような考え方をしていませんか?
このような考え方をしているとダイエットが続かない理由と、考え方を変えるポイントについて解説していきます。
1.完璧主義
完璧主義の人は「ゼロヒャク思考」の人が多く、物事を「完璧にできたか」か「できなかったか」で判断しがち。
ダイエットが完璧に出来ずに生活が崩れた時に、できなかったからもういーや!とダイエットをやめてしまいやすいです。
●考え方を変えるポイント
ダイエットは「終わりのないマラソン」のようなもの。ずっと完璧を目指して全速力で走り続けると、途中で疲れて続けられなくなってしまいます。ダイエットをしていると、日によって完璧にできない日もありますよね。そんな時でも「完璧にできなかった自分」を責めるのではなく、なにか一つでもできていれば、自分を褒めるようにしてみましょう。完璧でなくても、小さく長く続けてくと大きな変化に変わっていきますよ。
2.短期間で痩せたいと思っている
「1ケ月で10㎏痩せたい!」など短期間で痩せたいと思っている人は、前述したような「極端なダイエット」に走りやすい傾向があります。
極端なダイエットをしてしまうと、ダイエットに失敗しやすく最終的に続けられなくなってしまいます。
●考え方を変えるポイント
長く続けられるようなダイエットは、すぐに結果は出ないということを理解する必要があります。脂肪を1kg落とすためには、7200kcal分のマイナスを作らなければいけません。毎日おにぎり1個分のカロリー(約200kcal)を約1ヵ月続けてやっと脂肪が1kg落ちるかどうかなので、痩せるのには時間がかかります。食事や運動などの習慣をゆっくり変えていくダイエットは、当然結果が出るのもゆっくりなのです。そのことを理解しておくと、結果がすぐに出なくても焦らなくなるので、ダイエットが続けやすくなりますよ。
3.体重の変化のみにこだわる
「ダイエット成功=体重が減ること」という考えはダイエットが続かない大きな原因となります。
体重の変化ばかり気にしていると、せっかく体に良いことをしているのにすぐに結果が出ないからとやめてしまったり、体重が減らなくなった時にメンタルが崩れてダイエットが続かなくなってしまいます。
●考え方を変えるポイント
体重の変化のみを追うのはやめて、以下のような変化にも目を向けるようにしましょう。
・メンタルの変化
・体調の変化
・行動の変化
・体型の変化
無理なダイエットをやめて健康的なダイエットをはじめると、体重よりも先にこれらに良い変化が現れる可能性があります。それに気づかずに体重ばかり気にして、結果が出てない!と思い込むのはもったいないです。前よりイライラしにくくなった、お菓子を食べる頻度が減ったなど、体重以外の変化にも目を向けるようにしましょう。
4.自分の軸がなく流されやすい
自分の軸がない人はダイエットが続かない傾向があります。
例えば、友達がハンバーガーを食べたからと食べたくないのにハンバーガーを食べたり、運動をしようとしたら家族がやらなくていいじゃん!と言ったからやめてしまうなど。
○○するだけで痩せる!というような、次から次へと流行りのダイエットばかりやってしまう場合も、ダイエットに対する軸がないので続かない人が多いです。
●考え方を変えるポイント
自分の軸がなく「本当にやりたいこと」を見失って周りに流されてしまうと、ダイエットが続かなくなってしまいます。周りに流されそうな時は、自分は本当はどうしたいのかを考える癖をつけましょう。また、流行りのダイエットに流されないように正しいダイエットの知識を身につけることと、SNSで極端なダイエット情報を発信するようなアカウントは見ないようにすることも大切です。
5.モチベーションが高い時だけ頑張ろうとしている
モチベーションが高い時だけ頑張れるようなダイエットをしていると、疲れたり気分が落ちるとダイエットが続かなくなってしまいます。
例えば「痩せたいから毎日1時間走ろう!」と目標を決めたとして、調子が良い時は走れても、やる気が出なかったら走らない日が出てきてしまい、そのまま続けられなくなってしまう可能性がありますよね。
このように、その日の気分に左右されて出来なくなってしまうようなダイエットをすると続かなくなってしまいます。
●考え方を変えるポイント
人間なので、気分が良い時もあれば、疲れてやる気が出ないことも当然ありますよね。そのことをしっかりと理解して、モチベーションに頼らなくても行動できるように、自分に合った続けやすいダイエット方法を行なっていくことが大切です。それを自然と習慣化できれば、モチベーションが低くてもダイエットが続くようになりますよ。
その習慣化するのが難しくてできないんだよ!って思いますね。
次からダイエットが続かない人でも続けやすい習慣と、どうしてもダイエットが続かない人におすすめの方法を詳しく解説していくので、しっかりと読み込んでみてくださいね。
ダイエットが続かない人でも続けやすい習慣
毎日意識しなくても歯磨きをするように、無意識でも行動できるくらいダイエットを「習慣化」できれば、ダイエットは長続きします。
前述したように、脳は大きな変化を嫌う傾向があるので、脳が気づかない程度の「小さく続けられるストレスの少ない習慣」を積み重ねていくことが、ダイエットを習慣化するためには大切です。
ダイエットが続かない人でも小さく続けやすい習慣について、
- 食事編
- 運動編
- 生活習慣編
の3つに分けて解説していきますね。
ダイエットが続かない人でも続けやすい習慣 ~食事編~
ダイエットが続かない人でも続けやすい食習慣について解説していきます。
全体の食事量の10%程度減らす
食事を減らす際は大きく減らさずに「全体の食事量の10%減」までにとどめるようにしましょう。
痩せるためにはアンダーカロリーを作ることが大切ですが、食事を全体の10%を超えて減らすと、脳が「カロリーが足りない危機的状況」と判断し食欲を強めて食べ過ぎてしまいます。
例)2000kcal食べていたのを1500kcalに抑える(500kcalマイナス)
→脳が反応して食欲を強めてしまう!
例)2000kcal食べていたのを1800kcalに抑える(200kcalマイナス)
→脳が気づかない程度のカロリー減なので、食欲が暴走しない!
カロリーの例を出しましたが、実際にカロリー計算はしなくても、おかずを少しだけ減らしたり、おやつを半分残すなどそれくらいの意識でOKです。
大きく減らしすぎないようにだけ注意しましょう。
お菓子を食べてもOK!3食食事をとるようにする
お菓子を無理に禁止すると、逆にお菓子への欲求が強くなり、我慢していた反動で食べすぎてダイエットが続かなくなってしまう可能性があります。
お菓子などの特定の食品を禁止するよりも、3食なるべく欠かさずに食事をとることを意識すると、お菓子の食べ過ぎも自然と減って痩せやすくなりますよ。
細かく栄養を計算しなくても良いので、できるだけ毎食主食・主菜・副菜・汁物を意識して食べるようにできるとベストです。
「手ばかり」を使うと、自分に合った量の食事を簡単に用意できるので続けやすいですよ。
- ごはんなどの主食→両手におさまるくらいの量(茶碗1杯分)
- 肉や魚などの主菜→片手1枚分
- 野菜やきのこなどの副菜・汁物→生野菜なら両手にいっぱいになるくらい、温野菜なら片手1枚分
とはいうものの、今までダイエットが続かなかったのに、いきなり毎食完璧にするのは難しいと思うので、以下のような考え方で食事をとるようにしてみましょう。
主食を食べれたら60点
主食+主菜で80点
主食+主菜+汁物で100点
主食+主菜+汁物+副菜で120点
60点や80点でもベター、100点や120点がとれればベスト。
ベターな点数を積み重ねて、ベストな点数も少しずつ増やしていけば、点数はチリツモで大きくなってきますよね。
小さな習慣の積み重ねがダイエットの継続と成功につながっていきますよ。
食べ物の質を変える
食べ物の質を変えることで、カロリーを抑えたり栄養バランスが自然とアップするので、食欲や代謝が整って痩せやすくなります。
食べ物の質を「変えるだけ」なら、用意さえしておけば良いので面倒でも続けやすいですよね。
- 白米→雑穀米、玄米、もち麦ごはん
- 食パン→ライ麦パン、全粒粉パン
- ジュース→水、お茶
- 豚バラ肉→豚ヒレ肉
- サラダ油→オリーブオイル
このように日常で質を変えやすい食材は色々とあるので、ぜひ試してみてくださいね。
水をこまめに飲むようにする
水を飲む習慣があまりない場合は、こまめに水を飲むように意識しましょう。
水分が不足すると、
- 便秘になりやすくなる
- 血流が悪くなる
- 喉の渇きを空腹と勘違いして食べ過ぎる
などにより、痩せにくくなってしまいます。

<出典:健康のため水を飲もう講座~体と水の関係~>
水分不足を防ぐためには飲み水で1日約1.2ℓ程度必要なので、毎日1.2~1.5ℓくらいの水を意識して飲むようにしていきましょう。
「水を飲むだけ」なので、工夫さえすれば簡単に続けやすくなります。
- 朝起きたら必ずコップ1杯の水を飲む
- トイレに行った後はコップ1杯の水を飲む
- お風呂上がりと寝る前にコップ1杯の水を飲む
このように、時間や行動に紐づけて「水を飲むこと」を意識していくと、自然と水を飲む習慣を身につけることができますよ。
あとは、飲みたい量のマイボトルを用意して必ず飲むようにするなど、あらかじめ飲みたい量の水を用意しておくのもおすすめです。
水を飲むのを忘れがちな人は、ぜひやってみてくださいね。
ダイエットが続かない人でも続けやすい習慣 ~運動編~
ダイエットが続かない人でも続けやすい運動習慣について解説していきます。
現在の運動量の10%程度増やす
運動を増やす時は「今の運動量の10%増」くらいを目安に増やすようにしましょう。
なんとなく、痩せたいから消費カロリーを増やすために運動を増やそう!とつい思ってしまいますよね。
ですが、急に運動量を増やしすぎると脳が反発して食欲を強めてしまい、運動した以上に食べ過ぎてしまう可能性があります。
具体的に10%増やすというのは、一日7000歩歩いているなら約700歩くらい増やしたり、30分有酸素運動をしているなら5分いかないくらい増やすということです。
脳は大きな変化を嫌うので、脳が反応しないくらい少しの量の運動を増やすと、ダイエットが続いて痩せやすくなりますよ。
仕事や家事の合間にストレッチ
仕事や家事の隙間時間で、ストレッチをする習慣をつけてみましょう。
ずっと同じ姿勢で作業していると、姿勢が悪くなったり自律神経のバランスが崩れてしまったりして、瘦せにくくなります。
隙間時間でストレッチをすれば、わざわざ時間を作らなくてもできるので続けやすいですよ。
隙間時間でもできるおすすめのストレッチ動画を紹介します。
主婦だけではなくデスクワークの方も気軽に取り入れやすいストレッチなので、ぜひやってみてくださいね。
激しい運動よりもこまめに動く
痩せるためには、続けられないような激しい運動をするよりも、普段からこまめに動いてNEAT(非運動性熱産生)を増やすことが非常に重要です。
※NEAT(非運動性熱産生)とは→日常生活の運動以外の活動によるエネルギー消費のこと。

〈出典:身体活動とエネルギー代謝 | e-ヘルスネット(厚生労働省)〉
上記の図によると、円グラフの「立位または歩行運動の量」がNEATを指していて、太っている人は一般の人に比べてNEATの割合が少ないとされています。
つまり、普段の生活でNEATを増やしていくことが、太らないためには必要ということです。
簡単に続けられるNEATを増やすための方法を紹介します。
- エレベーターではなく階段を使う
- 電車ではなるべく立つようにする
- 座りっぱなしの時は1時間に1回立って足踏みをする
- 近場の買い物は歩いて行く
- 立ってできる作業は座らずに立って行う
このように、少しの意識でNEATを増やすことができるのでやってみてくださいね。
ダイエットが続かない人でも続けやすい習慣 ~生活習慣~
ダイエットが続かない人でも続けやすい食事・運動以外の生活習慣について解説していきます。
10分でも良いので湯船に浸かる
毎日お風呂の時間がシャワーだけなら、湯船に浸かるようにしましょう。
なぜなら、体が適度に温まると寝る前にスムーズに体温が下がるので、寝つきが良くなり睡眠の質が上がるからです。
睡眠の質が上がると自律神経のバランスが整って痩せやすくなるので、10分でもいいから湯船に浸かるようにしてみましょう。
寝る1〜2時間前に、39〜40℃のぬるめのお湯に浸かるのがおすすめです。
ゆっくりお風呂に入ることでリラックス効果も高まるので、ストレス解消にもなりますよ。
睡眠時間を15分伸ばす
睡眠不足は食欲や代謝を乱すので、睡眠不足がある場合は睡眠時間を伸ばすようにしましょう。
とはいっても、忙しいと簡単に睡眠時間を伸ばすのは難しいかもしれないので、今より睡眠時間を15分だけ伸ばすように意識してみてください。
ポイントは、少しでも「睡眠を伸ばす意識」をもつことです。
そうすれば、睡眠時間を確保するために、普段の時間の使い方を見直すことができます。
15分増やすくらいであれば、スマホを見る時間などを減らせば増やせる気がしますよね。
15分でも増やすのが難しければ、休憩中に仮眠をとって睡眠時間を補うようにしてみましょう。
体重を測るのをやめる
体重計の数値に一喜一憂しているのなら、思い切って体重を測るのをやめてみましょう。
普段から体重に振り回されていると、体重が減らなかったり少しでも増えた時に、それがストレスになって食べ過ぎにつながる可能性があります。
さらに、体重が減ったことで嬉しくなると、脳が快感を覚えて体重への執着が強くなり、もっと体重を減らさないと!と無理なダイエットに走ってしまう可能性があります。
そうなると、一時的に痩せても続けられず、ダイエットに挫折してしまう可能性が高まりますよね。
体重を測らないと体重が増えてしまいそう…と思うかもしれませんが、数日体重を測らなくても脂肪が一気に増えるようなことはないので安心してください。
体重を測らなくなるのが不安な場合は、少しずつでも良いので体重を測る回数を減らしていってみてくださいね。
ダイエットを習慣化するには続けやすくする工夫も大事!
ダイエットが続かない人がダイエットを習慣化するには、疲れていても、面倒でもダイエットが続けやすいように工夫することが大切です。
例えば「今日は疲れたし夕食を考えるのが面倒だからお鍋を作ろう!」と思ったとしても、野菜などの材料を揃えておかないと、疲れているのにわざわざ買い物に行かなければいけなくなってしまいますよね。
あらかじめ、自分が面倒になることを想定して野菜や肉などをストックしておけば、買い物に行く必要もなくなります。
このように前もって食材を揃えておく等、自分の状況に合わせてちょっとした工夫をしておくと、ダイエットがかなり続けやすくなりますよ。
- 疲れた時のために、栄養バランスが良い冷凍弁当をストックしておく
- 間食用に冷凍フルーツや甘栗を買い置きしておく
- お菓子の買い置きをやめて食べたい時に買いにいくようにする
- スマホアプリやカレンダーで行動できた日を見える化して自分を褒める
- 時間がなくても作れるような料理のレパートリーを増やしておく
このように、ちょっとした工夫次第でダイエットを続けるハードルが下がるので、ぜひやってみてくださいね。
どうしてもダイエットが続かない人におすすめの方法
色々な方法を解説してきましたが、それでもどうしてもダイエットが続けられる気がしない!という人におすすめの方法を紹介していきます。
どうしてもダイエットが続かない人は「ほんの小さな習慣」を積み重ねてみよう!
どうしてもダイエットが続かない人は、とにかく「ほんの小さな習慣」を積み重ねていくことを目標にしてみましょう。
例えば、毎日100回スクワットをしよう!と決めても、疲れていたりやる気が出ないとやらなくなってしまいますよね。
そこで、毎日スクワットを1回やろう!と目標を小さくして、1回で終わってもいいから面倒でもとにかく毎日やるようにしてみましょう。
やっていく内に、疲れてスクワットを1回しかやらない日もあれば、気分が乗って50回やる日もあったり、日によって回数に波が出てくるかもしれません。
ですが、日によって回数に波があっても「とにかく続けること」だけを意識していけば、いつの間にか「やらないと落ち着かない状態」もしくは「無意識でも行動してしまう状態」に脳が変わっていきます。
スクワット1回のような「毎日簡単にできる小さなこと」をコツコツ積み重ねていくことで、脳がゆっくりと習慣を覚えて自然とダイエットが続くようになるのです。
健康的な習慣が一つ身につくと、他の行動も健康を意識したり、続かなくて落ち込むこともないので良いことだらけですよ。
小さな習慣はスクワット1回以外にも、
- お風呂上がりのストレッチを1分する
- 3食の内、1食は野菜を食べる
- 食事の時は最初の一口だけ20回噛む
などいろいろと考えられるので、あなたがやりやすい小さな習慣をコツコツ積み重ねていってみてくださいね。
また、習慣化したい行動を始める前は、なるべく早めに行動に移すように意識しましょう。
やる前から、スクワット1回じゃ効果ないよなーとか、なんか面倒くさくなってきたなーとか、余計なことを考え出すと「やらないための言い訳」を無意識に作ってしまう可能性があります。
そうならないためにも、無心でササっと取り組むようにしましょう。
余計なことを考える前になるべく早めに行動するようにすれば、さらにダイエットを習慣化しやすくなりますよ。
一人だとダイエットが続かない人はパーソナルジムの利用もおすすめ!
一人だとどうしてもダイエットが続く自信がない人は、パーソナルジムの利用もおすすめです。
ダイエットが続かない人にパーソナルジムがおすすめな理由は以下の通りです。
- 自分に合った続けやすいダイエット方法を直接教えてもらえる
- 実際の食事や体の状態を見て指導してもらえるので、一人でダイエットするよりも効果を実感しやすい
- パーソナルジムに行く予定を決めておくことで定期的に運動できる
- 健康的なダイエットの正しい知識が詳しく学べる
- マンツーマンで指導してもらうことで、考え方や思考がブレても軌道修正しやすい
パーソナルジムで指導を受けると、トレーナーが「あなただけに合ったアプローチ」をしてくれるので、ダイエットがさらに継続しやすくなります。
痩せたい!でも一人だとダイエットが続くか不安…。このように思っている人は、パーソナルジムの利用もぜひ検討してみてくださいね。
まとめ
ダイエットが続かないのは自分の意思が弱いからだ!と決めつけずに、正しい知識を身につけて少しの工夫をすれば、ダイエットが一気に続けやすくなります。
本当に続けられるかな…と思う気持ちもわかりますが、まずは考えすぎずに、この記事の中の1つでも良いので行動してみましょう。
諦めずにコツコツ小さな行動を積み重ねていくと、脳が変わって自然とダイエット習慣が定着し、「ダイエットが続かない」と悩むことが減っていくはずですよ。
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