【在宅勤務で痩せたい人必見】在宅中の食欲をコントロールして痩せる方法を解説!

「在宅勤務を始めたら太っちゃった!」

「在宅勤務になってから、痩せたいのについつい食べ過ぎてしまう…」

「在宅勤務に慣れてきて動くのがしんどい…何か良いダイエット方法はないの?!」

在宅勤務中のダイエットについて、このようなお悩みはありませんか?

安心してください。

痩せるのが難しいと思われがちな在宅勤務ですが、やり方次第ではダイエットが成功しやすくなるんです!

この記事では、在宅勤務で太ってしまう理由から痩せる方法まで、食欲コントロールダイエット認定講師の視点から詳しく解説していきます。

会社勤めから在宅勤務になり太ってしまった人も、現在リモートワーク中で痩せたい人も、ぜひ最後までご覧くださいね。

目次

在宅勤務はダイエットを成功させるチャンス!

在宅勤務=動く量が減って中々痩せられない、むしろ太りそう…!

このように、在宅勤務はダイエットには向いていないとマイナスなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

実は在宅勤務は、考え方次第ではダイエットを成功させるチャンスなんです。

なぜなら在宅勤務は、

  • 人目を気にせず隙間時間で運動ができる
  • 健康的な食事を自炊できる
  • 自分でルーティンを決めやすい

などのメリットも多く、ダイエットに取り組みやすい環境だからです。

会社勤めをしていると、周りの目が気になって運動を取り入れにくかったり、上司や同僚に合わせてランチに行ったりと、自分のペースでダイエットを進めにくいことも多いのではないでしょうか。

その点、在宅勤務は周りを気にせずに自分のペースで物事を進めやすいので、取り組み方次第でダイエットがスムーズに進みます。

この機会に、リモートワーク中の過ごし方を見直し健康的なダイエット習慣を生活に落とし込んで、ダイエットを成功させちゃいましょう。

痩せたいのに在宅勤務で太ってしまう理由

一般的には、在宅勤務で太りやすい理由は通勤や職場内での移動等がなくなり、活動量が極端に減って消費カロリーが減ってしまうからと言われています。

たしかに、在宅勤務で消費カロリーが減ってしまい、食べる量は変わらず消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなれば太るのは当たり前のことです。

ダイエットの基本はカロリー収支であり、消費カロリーより摂取カロリー上回れば太りますし、消費カロリーより摂取カロリーが少なければ痩せます。

ですが、食欲コントロールダイエットの観点から考えると、人の体はエネルギーを消費した分だけ食欲が湧くようになっているので、在宅勤務により動く量が減ればそれに合わせて食べる量が自然と減るはずなのです。

冷静に考えてみてください。

みんながみんな在宅勤務だからといって太っているわけではありませんし、在宅勤務でも痩せている人は痩せていますよね。

在宅勤務で特別なことをしなくても痩せている人は、体が消費した分だけ食べるように「食欲が自然と調整されているから」です。

体は太り過ぎないように食欲を自動的に調整してくれる「ホメオスタシス」という機能を持ち、その機能が適切に働けば必要以上に食べ過ぎて太ることはありません。

ダイエットが上手くいかない人は、ホメオスタシスが上手く働かずに、体が消費した以上に食べ過ぎてしまうからです。

つまり、在宅勤務でも痩せるためには、「ホメオスタシスを適切に働かせて、食欲が自然と調整される体の状態にすること」が最も重要となります。

在宅勤務中の消費カロリーってどのくらい?

在宅勤務中は、運動を全く意識せずに過ごしていると、どうしても消費カロリーが下がる傾向があります。

<出典:厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書>

上記の表では身体活動レベルごとに必要摂取カロリーが分かれていて、自宅にいてほとんど外出しない場合は「身体活動レベルⅠ」に相当するとされています。

身体活動レベルⅠ身体活動レベルⅡ身体活動レベルⅢ
18~29歳1700kcal2000kcal2300kcal
30~49歳1750kcal2050kcal2350kcal
50~64歳1650kcal1950kcal2250kcal
参考:厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書 ※女性の場合

在宅勤務で家にこもって仕事をしていて運動習慣も全くない場合は「身体活動レベルⅠ」に該当し、個人差はありますが1日で約1650~1750kcalくらい消費していると考えられます。

必要摂取カロリーは身体活動レベルによって大きく差があり、身体活動レベルⅠとⅢでは600kcalも差があります。

在宅勤務をしていて身体活動レベルⅡ・Ⅲの人と同じような食事の取り方をしている場合、太ってしまうのは当然といえるでしょう。

ですが前述したように、体が消費カロリーに合わせて食欲を自然に調整できていれば、在宅勤務でも食べ過ぎて太ることはありません。

食欲が自然に調整されていると、身体活動レベルが低く1700kcalしか消費していなくても自然と1700kcal分だけ欲するように食欲が湧くようになっていて、1700kcal分食事でエネルギーが補給されると体が満たされて食べ過ぎないということです。

逆に食欲が調整されずに乱れていると、1700kcal以上食べても満足ができずに、食べ過ぎてオーバーカロリーになり太ってしまいます。

在宅勤務で消費カロリーが減って太りやすいのは確かですが、消費カロリーを気にしすぎるよりも「在宅中の消費カロリーに合わせて必要以上に食べすぎない体の状態」を作ることが、痩せるためには大切なんです。

ここまで読んで、じゃあ在宅勤務の私が食べすぎないためには具体的にどうすればいいの?!って思いますよね。

次から、在宅勤務でも食欲をコントロールして痩せる方法を解説していくので、しっかりと読み込んでみてください。

在宅勤務中の食欲をコントロールして痩せる方法を解説!

在宅勤務中の食欲をコントロールして痩せる方法について解説していきます。

食欲が自然と調整される体の状態にするには、食欲を自動的に調整する機能・ホメオスタシスを適切に働かせて、自律神経とホルモンを整えることが重要です。

ホメオスタシスは、主に自律神経とホルモンに影響を受けていて、自律神経とホルモンは生活習慣に大きく影響を受けています。

生活習慣を整えると、自律神経とホルモンが整い食欲が自然と落ち着くようになって、必要以上に食べすぎなくなります。

まずは、在宅勤務で太ってしまう人がやりがちな習慣から解説していくので、あなたに当てはまっているかチェックしてみてくださいね。

痩せたいのに在宅勤務で太ってしまう人がやりがちな習慣

在宅勤務で太ってしまう人がやりがちな習慣は下記の通りです。

  • 座りっぱなしの時間が長く、トイレの時以外は立ち上がらない
  • 仕事の合間にちょこちょこ食べてしまう
  • 喉が乾いたらジュースやカフェラテを飲む
  • リモートワークになってから運動量が明らかに落ちたのに、食べる量は変わらない
  • 食事はジャンクな食べ物が多い
  • フレックスタイム制により出勤時間が不規則になった

どうでしょうか?あなたには当てはまりましたか?

上記の習慣は、食欲を乱す太りやすい習慣と言えます。

もしこのような習慣を日常的に行っているのなら、在宅勤務中の過ごし方を見直していきましょう。

次から、在宅勤務で生活習慣を整えて痩せるためのポイントについて解説していきますね。

生活リズムを整えることを意識しよう!

在宅勤務で痩せるためには、生活リズムを整えることを意識しましょう。

なぜなら、生活リズムが整うと「体内時計」も整い、自律神経のバランスが安定して1日の食欲が落ち着きやすくなるからです。

体内時計とは、人の体に備わっている生体リズムのことを指します。

多くの生物は、地球の自転周期に合わせて約24時間周期のリズム(概日リズム)を備えています。細胞レベルに存在するそれぞれの時計遺伝子が、一定のリズムを刻み、コントロールするシステムを「体内時計」と呼んでいます。

「いつ」「なにを」「どのように」食べるかがポイント! 時間栄養学で体内時計を整える

人間の体内時計の周期は地球の自転周期である24時間よりも若干長いため、体内時計を毎日正しくリセットすることが重要です。

<出典:「いつ」「なにを」「どのように」食べるかがポイント! 時間栄養学で体内時計を整える>

特に下記の生活習慣は体内時計のリセットに大きく関わっているので、意識して過ごすようにしてみましょう。

  • 毎日できるだけ同じ時間に起きる
  • 外に出て太陽の光を浴びる(外に出るのが難しければ窓を開けて日光浴でもOK)
  • 朝から家事や軽い運動などをして体を動かす
  • 朝食を食べる

会社に決まった時間に出勤していると生活リズムも整いやすいですが、在宅勤務だと就業ギリギリまで寝ていたり、朝食を抜いてしまったりと生活リズムが崩れてしまうこともあるでしょう。

在宅勤務でもできるだけ生活リズムを崩さず一定に保てるように、上記の習慣を少しずつ意識してみてくださいね。

在宅勤務で痩せるための運動のポイント5つ

仕事の合間にこまめに運動を取り入れることで、自律神経のバランスが整い食欲が落ち着きやすくなります。

運動が大事だと頭ではわかっていても、在宅勤務をしているとずっと動かない状態に慣れすぎて、運動自体が面倒に感じることもありますよね。

気持ちはわかりますが、在宅勤務で痩せたいならできるだけ運動も意識した方が、ダイエットが成功しやすくなります。

在宅勤務は自分でルーティーンを決めやすいので、運動習慣を身につけやすいというメリットもありますよ。

次から、在宅勤務で痩せるための運動のポイントについて解説していくので、少しずつ生活に取り入れてみてくださいね。

在宅勤務で痩せるための運動のポイント①1時間に1回立ち上がる

在宅勤務で座っている時間が長い場合は、1時間に1回は立ち上がるように意識しましょう。

座りっぱなしは自律神経のバランスも崩しやすく、座り過ぎていない人と比較して肥満や血行不良・筋力の低下などのリスクが高まり、健康的にも悪影響を及ぼしてしまいます。

座り時間が長くなると、まず足の筋力を中心に身体機能が低下します。筋力や筋肉量が落ちると代謝機能が下がり、疲れやすく、血液の流れも悪くなります。特に「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎの活動量の低下は、下半身にたまった血液を心臓に押し戻すポンプ機能も低下させるため、血流が滞った状態になります。するとむくみや血栓ができるリスクが上昇し、それが血管内で詰まる「血栓症」――例えば血栓が肺で詰まる「エコノミークラス症候群(肺塞栓症)」のような病気も引き起こしかねません。
また、太ももには私たちの身体で最も大きい「大腿四頭筋」があります。長時間下肢を全く動かさない状態でいるとこの大腿四頭筋の活動が停止し、糖代謝や脂肪分解酵素の活動も低下するため、肥満や糖尿病のリスクが高まります。
さらに長時間の座位姿勢は腰にも大きな負担がかかります。立位姿勢での腰への負担(椎間板内圧)を100とすると座位姿勢は140で、腰痛椎間板ヘルニアなどを引き起こす原因にもなります。

社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい) (saiseikai.or.jp)

まずは座りっぱなしにならないように1時間に1回は立ち上がる癖をつけて、慣れてきたら

  • 1時間に1回1~2分歩き回る
  • 1時間に1回立ち上がっていたのを30分に1回にしてみる

などをして、少しずつ座りっぱなしの時間を減らせるように意識してみましょう。

立つ時間を増やすために、

  • 1時間毎にタイマーが鳴るようにセットしておく
  • 立ってできる作業はできるだけ立って行う
  • 電話をする時は必ず立ち上がる

などを行うのもおすすめです。

在宅勤務で痩せるための運動のポイント②リズム運動をする

自宅で人目を気にせず運動できるメリットを活かして、リズム運動を生活に取り入れてみましょう。

一定のリズムを刻む運動は、食欲やメンタルを安定させてくれるホルモン・セロトニンの分泌を増やしてくれます。

<参考:セロトニンの増加が心身に及ぼす効果 – 医療法人社団 平成医会>

在宅勤務中に取り組みやすいリズム運動には、以下のようなものがあります。

  • ウォーキング
  • ステッパー
  • 足踏み
  • ジョギング
  • エア縄跳び

これらの運動を、休憩の合間に5分・食後に10分などちょこちょこやっていけば、在宅勤務でも活動量を上げながら運動習慣をつけることができます。

日光を浴びるとセロトニンの分泌がさらに増えるので、仕事前や休憩中に外に出て10分だけ歩くなどもおすすめですよ。

定期的に外に出る時間を作ることで、リフレッシュにもなります。

あなたが取り組みやすいリズム運動を、ぜひ継続していってみてくださいね。

在宅勤務で痩せるための運動のポイント③隙間時間でストレッチをする

在宅勤務でパソコン作業をしていると、ずっと同じ姿勢でいることで姿勢が崩れてしまったりむくみが起きやすくなってしまいます。

姿勢の崩れやむくみを防止するためにも、リモートワーク中の隙間時間を使ってストレッチをするようにしてみましょう。

簡単にできるストレッチを紹介していくので、息を吐きながらリラックスして行ってみてくださいね。

股関節のストレッチ

①椅子に座って、左足首を右膝の上に乗せる。
②左膝を左手で上から押さえながら、胸を正面に出すイメージで上半身を前にゆっくりと倒して30秒キープする。
③反対も同様に行う。

背中のストレッチ(キャット&ドッグ)

①四つん這いになり、手と足を肩幅くらいに開く。肩の真下に手首、骨盤の真下に膝を置くようにする。
②肩甲骨を内側に寄せながら、ゆっくりと背中を反らして5秒キープ。(イヌのポーズ)
③①の姿勢に戻したら、次は手で床を押して、頭を下げておへそを下から覗きこむようにしながら背中を丸くする。そのまま5秒キープ。(ネコのポーズ)
④3セット繰り返す。

胸のストレッチ

①壁の横に立ち、肘を軽く曲げた状態で右手を壁につける。肘の位置は、肩より低くならないようにする。
②右手の位置をキープしたまま、ゆっくりと左方向に体をねじる。胸周りや腕の付け根が伸びているのを感じながら、そのまま30秒キープ。
③反対側も同様に行う。

裏もも・ふくらはぎ・足首のストレッチ

①両足を真っ直ぐ伸ばしたまま、仰向けになる。
②右足を床から90度くらいの高さまで上げる。
③右膝裏を両手で押さえて足首を大きくゆっくりと前後に動かす。
④反対も同様に行う。左右10回ずつ繰り返す。

在宅勤務で痩せるための運動のポイント④簡単なエクササイズを取り入れる

在宅勤務中は動く量が減ることで筋肉が落ちやすく、体の血行も悪くなりやすいので、簡単なエクササイズを取り入れてみましょう。

エクササイズをする時間を作るのが面倒な場合は、「トイレに行った後にスクワットを10回だけする」「昼食を温めている間に足上げをする」など、必ず行う行動に紐づけてやるようにすると続けやすくなりますよ。

リモートワーク中でも取り入れやすい簡単なトレーニングも紹介しますね。

バックキック

①自然な状態で立ち、左足を少し後ろに引いてつま先を床につく。
②後ろに引いた左足を真後ろに蹴り上げる。この時、腰が反らないようにお腹に力を入れる。
③反対も同様に、左右各30回ずつ行う。

バックキックについては、こちらの動画も参考にしてみてください。

内ももトレーニング

①椅子に座り、膝と膝の間にボールなどを挟む。挟むのはぬいぐるみやタオルでもOK。
②ボールをぎゅーっとつぶすように内ももに力を入れる。10秒キープしたら力を緩める。
③5セット繰り返す。

内ももトレーニングについては、こちらの動画も参考にしてみてください。

タオルでラットプルダウン

①両膝をつき、万歳した状態でタオルを持つ。
②肩甲骨を寄せるように肩の位置辺りまで肘を引く。肘を引いたときに、お腹の力が抜けないように注意。
③元の状態に戻す。15回繰り返す。

タオルでラットプルダウンについては、こちらの動画も参考にしてみてください。

在宅勤務で痩せるための運動のポイント⑤合間に家事をする

仕事の合間に家事をして体を動かすのもおすすめです。

家事の種類はなんでもOKですが、1番おすすめなのは掃除をすることです。

掃除で体を動かすことで自律神経が整いやすくなり、部屋も綺麗になってダイエットや仕事の効率も上がるので一石二鳥ですよ。

午前中の休憩で部屋の掃除機をかける、夕方の休憩ではデスクの整理整頓をするなどルーティーンを決めておくと、掃除が習慣化しやすくなりますよ。

在宅勤務で食事を整えるためのポイント4つ

在宅勤務だと食べ過ぎやすいイメージが強いかもしれませんが、正しい食習慣を身につければ、食欲も落ち着き無理なく痩せることができます。

在宅勤務だからこそ会社勤めに比べて食事を整えやすいという利点もあります。

それも踏まえて在宅勤務で食事を整えるためのポイントについて、詳しく解説していきますね。

在宅勤務で食事を整えるためのポイント①3食炭水化物をしっかりとを食べる

朝・昼・晩、3食できるだけごはんなどの炭水化物をしっかり食べるようにしましょう。

炭水化物を抜くと、

  • エネルギー不足で甘いものやジャンクフードなどを食べ過ぎる
  • 血糖値が不安定になり、食欲が止まらなくなる
  • 代謝が低下して痩せなくなる

などが起こりやすく、健康的に痩せれなくなってしまいます。

会社勤めと違って在宅勤務は食べ物がすぐに食べれる環境なので、1度食欲が強くなるとだらだら食いが止められなくなってしまうことも。

だらだら食いが止められないとオーバーカロリーになってしまい、痩せられずに太ってしまうのは想像できますよね。

炭水化物を3食しっかり食べることで食欲が落ち着きだらだら食いを防止しやすくなるので、炭水化物を欠かさずに食べるようにしましょう。

目安としては、1食最低ごはん150g以上(糖質55g以上)を食べるようにしてみてください。

必要量は人によって違うので、足りなければもっと増やしても大丈夫です。

食パンなら1.5~2枚分、麺類なら約1人前分の量を食べるようにしましょう。

在宅勤務で食事を整えるためのポイント②バランスよく食べる

ごはんなどの主食に加えて、主菜・副菜・汁物をとるように意識すると、栄養バランスが整って余計なお菓子に手が伸びなくなり、さらに食欲が落ち着いて痩せやすくなります。

「手ばかり」を使うと、仕事の休憩中でも簡単にバランスの良い食事を用意できますよ。

  • ごはんなどの主食→両手におさまるくらいの量(茶碗1杯分)
  • 肉や魚などの主菜→片手1枚分
  • 野菜やきのこなどの副菜・汁物→生野菜なら両手にいっぱいになるくらい、温野菜なら片手1枚分

1食最低ごはん150g以上(糖質55g以上)と前述しましたが、手ばかりを利用してごはんの量を決めても全然OKです。

ごはんの量が少なくなりすぎないようにだけ注意してください。

また、在宅勤務で自宅にいるというメリットを活かして、休憩中にササっと自炊できるとベストです。

前もって野菜やキノコたっぷりの汁物を作りおきしておいて、ごはんと肉や魚だけ休憩中に用意するようにすれば、休憩時間でも簡単にバランスよく食べれますよ。

休憩時間に調理をするのが面倒であれば、

  • バランスの良い冷凍弁当をストック
  • ゆで卵や納豆などすぐに食べれるものを冷蔵庫に常備
  • レンジで温めるだけのおかずや、袋入りサラダなどを買っておく

などをしておくと、手軽にバランスよく食べれるのでおすすめです。

在宅勤務で食事を整えるためのポイント③お腹具合を意識する

在宅勤務中に食べ物を食べる時は、お腹具合を特に意識して食べるようにしてみましょう。

在宅勤務で1日外出もしないで家にいると、活動的に動いている日に比べてお腹は空きにくいですよね。

お腹が空いていないのになんとなく時間だからと食べていると、体にエネルギーが余っている状態なのに食べることになり、オーバーカロリーになりやすくなってしまいます。

3食の食事の時にお腹が空いてから食事を食べているかどうか、間食する時も本当に今自分は食べたいのかどうか、考えるようにしてみてください。

  • お腹がグーッとなってから食べる
  • 腹8分目で食事を終える
  • お腹が空いていないなら間食はスキップする

これらのことを意識して食事をとれるとベストです。

もし食事の時間になってもお腹が空かない場合は、その前の食事の量を見直してみましょう。

在宅勤務で食事を整えるためのポイント④間食の質を変えてみる

在宅勤務中で手軽に食べ物が食べれる環境にあると、ついついお菓子に手が伸びちゃいますよね。

間食を無理にやめなくてもいいので、間食を栄養がとれる質の良い食べ物に変えてみましょう。

おすすめの間食はこちら。

  • フルーツ全般
  • さつまいも
  • するめ
  • 甘栗
  • アーモンド など

これらの間食をすぐに食べれるようにストックしておくのがおすすめです。

在宅勤務であれば、果物など会社勤めだと用意しにくいような食べ物でもすぐに食べれるのが嬉しいですよね。

毎日お菓子を食べているなら、週1、2回でも良いので、少しずつこれらの間食も取り入れるようにしてみましょう。

在宅勤務でもダイエットを続けやすくするための工夫を紹介!

在宅勤務でもダイエットを続けやすくするための工夫を紹介していきます。

在宅勤務でも生活の中でちょっとした工夫をすることでダイエットがかなり継続しやすくなるので、リモートワークで動くのが億劫になっている人や、在宅でダイエット習慣が中々身につかない人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

身だしなみを整える

在宅勤務でも朝から身だしなみを整えることで、気持ちが切り替わり、日中活動的に過ごしやすくなります。

在宅ワークでずっと家にいるからと、部屋着のままだったり寝ぐせをそのままにして仕事をしたりしていませんか?

朝起きてからそのままの姿でいると、仕事とプライベートの切り替えがしづらく行動が鈍り、自律神経のバランスも崩れてしまいます。

  • 寝癖を直す
  • 私服に着替える
  • 簡単にでも良いから化粧をする

このように当たり前に感じるようなことでも面倒くさがらずに朝からやるようにすると、1日活動的に過ごしやすくなり痩せやすくなりますよ。

お菓子の買い置きをやめる

在宅勤務中にお菓子をだらだら食べることが多い場合は、お菓子の買い置きをやめるのも1つの手です。

お菓子を禁止するのではなく食べたい分だけ都度買いに行くようにすれば、お菓子を禁止した反動で食べ過ぎることもなく、適量で終えることができます。

家族がいてお菓子の買い置きをやめられない場合は、高い所や目のつかない場所にお菓子を置くようにして、すぐに手の届く場所にお菓子を置かないようにしましょう。

その「ひと手間」を加えて、「お菓子をわざわざ取るのが面倒だな」と自分に思わせることにより、在宅勤務中のお菓子の食べ過ぎを防げる可能性がありますよ。

スタンディングデスクを取り入れる

<出典:Amazon [山善] デスク (スタンディングデスク) >

在宅勤務でも座りっぱなしにならないように、立って作業ができるスタンディングデスクを取り入れるのもおすすめです。

太っている人は一般の体格の人に比べて座っている時間が長い傾向があり、座る時間が長くなりがちな在宅勤務の人は座る時間を減らして立つ時間を増やす工夫が必要となります。

<出典:身体活動とエネルギー代謝 | e-ヘルスネット(厚生労働省)>

スタンディングデスクを取り入れれば、自然と在宅勤務中の座りっぱなしを予防して立つ時間を増やすことができるので、余裕があればぜひ取り入れてみてくださいね。

スマートウォッチの機能を利用する

スマートウォッチを腕につけておくだけで、1日の活動量が少ないかどうかを簡単にチェックすることができます。

活動量をこまめにチェックすることで、在宅勤務中でも動くことに意識が向きやすくなりますよ。

スマートウォッチとはいってもApple WatchやFitbit、Garminなど色々と種類があるので、あなたに合ったものを見つけてみてくださいね。

ちなみに、スマートウォッチによっては運動不足の時に通知で教えてくれる便利な機能がついていて、上手く利用すれば在宅勤務でも座りっぱなしを防いで運動を意識しやすくなりますよ。

忙しくて運動するのをつい忘れてしまう人にもおすすめです。

・Apple Watch

<出典:Amazon Apple Watch Series 9(GPSモデル)- 41mm>

Apple Watchには「スタンドリマインダー」という機能がついていて、1時間のうち50分座った状態だった場合に「スタンドの時間です!立ち上がって、1分間ほど動きましょう。」と通知してくれます。

・Fitbit

<出典:Amazon Fitbit Inspire 3 フィットネストラッカーMidnight Zen>

Fitbitには「運動リマインダー」がついていて、1時間ごとに最低250歩歩けているかチェックして通知してくれる機能がついています。

・Garmin

<出典:Amazon GARMIN(ガーミン) vivoactive 5 フィットネスGPSウォッチ>

Garminには「Moveアラート」という、一定時間体を動かしていない場合にアラートでお知らせしてくれる機能がついています。

長時間体を動かしていない時は、ストレッチなど軽い運動を提案してくれたりもするようです。

※それぞれ種類によってはこれらの機能がついていない可能性もあるので、購入の際は確認してみてくだい。

まとめ

在宅勤務でも時間を有効活用し、健康的な習慣を実践していけば、無理なく痩せることができます。

在宅勤務で動く量が減って痩せるなんて無理!と思う気持ちもよくわかります。

ですが、見方を変えれば在宅勤務は健康的な習慣を取り入れやすく、ダイエットを成功させやすい環境なのです。

せっかくなので、在宅勤務であるメリットを十分に活かして、この記事で紹介した中の1つでも良いので取り組んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

3人の子育て中ママライター。食欲コントロールダイエット協会認定講師。「ダイエット=心も体も健康になること」をモットーに、ダイエットで悩んでいる人が人生最後のダイエットにできるような情報をお伝えしていきます。

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